- 介護職辞めようかな
- 会社いきたくないなぁ
- このまま介護職としてやっていっていいのかな
このような悩みに答えます。
介護職をしていると必ず、『仕事辞めたいなぁ』と、感じることがあると思います。
実際に僕も過去に何回も転職をしてきました。
また介護職を辞めたいといって
辞めていく人たちも多く見てきました。
本記事では僕も感じた『介護職を辞めたい理由6つ』を、解説していきます。
もし、現在辞めたいと感じている人は、自分の気持ちの整理としても、本記事を読んでくださると嬉しいです。
辞めたい理由は6つ
僕が実際に、介護職を辞めたかった理由を書き出してみました。
それが以下の6つの理由です。
辞めたい理由6つ
- 人間関係が悪い
- 給料が安い
- 自分だけ割りを食っている
- 経営に不満を持っている
- 精神的にキツイ
- 労働環境がマジで悪い
順に解説していきますね。
人間関係が悪い
人間関係が悪い、というのはやはり大きな要因。
介護職では、人間関係が悪いと言われることが多めです。
僕も、人間関係が悪く3ヶ月程度で辞めた経験アリ。
お局同士の対立関係に巻き込まれ、それが嫌になり辞めてしまいました。
労働時間は、正社員なら1日8時間ですし
1日の3分の1の時間を、ストレスを感じながら過ごすのはとても辛いことですよね。
また、愚痴をはいたり、相談ができないと精神的に病んでしまいます。
なので人間関係は、辞める理由として十分すぎる理由になりますよね。
なぜ介護職の人間関係が悪いかは、この記事で説明しています➡︎なぜ介護業界の人間関係は悪いのか?『若い人材が離職する理由とは』
給料が安い
やはり給料が安いと、働き続けるのは困難。
というのも、僕は給料が安いと我慢できる事が減るなぁ、と考えています。
我慢できることが減るというのは
- ココは給料がいいし、もうちょっと頑張ってみよう
- 給料も多くもらえているし、ここでは長く働けそうだな
という、『仕事を続ける理由』が減るという事です。
もちろんお金が全てだ!経営者に搾取されるな!というわけではありませんが、
『仕事を続ける理由』が減るのも事実ですよね。
自分だけ割りを食っている気がする
自分だけ仕事を押し付けられている気がすると、モチベーションはかなり落ちます。
理由は、いくら頑張っても評価されないから。
例えば
- 正社員で仕事量も多いのに、派遣より給料が低い
- 貢献しているのに、上司が評価してくれない
などですね。
実際に僕も『これって介護職としてやる仕事なの?』という仕事をやらされ、苦い経験をしたことがあります。
そういった自分だけ損をしている気がすると、仕事への意欲は薄れていきますよね。
経営に不満を持っている
経営に不満を持っているから辞めたい、と思うのも少なくありません。
- 自分のしたい介護ができない
- 経営難で人員不足が解消されない
- 総務が全く現場の意見を聞いてくれない
などなど、実際に介護職として現在も働いている人は、上記のような経験を多く経験しているハズ。
こういった不満が積み重なり、自分が納得出来ないことが増えると、辞める理由になりますね。
精神的にキツイ
精神的にキツくなると、言わずもがな辞めたくなります。
これは理想と現実のギャップが激しいから、だと思います。
『利用者様を支えるような、寄り添える介護をしたい!』と、考えて介護の世界にくる方が実際に働いてみると全然違う、という話はよく聞く話です。
こうした理想と現実のギャップが、精神的に追い詰めてしまう原因なのかなと。
労働環境がマジで悪い
正直な話、労働環境は施設によってかなり差があります。
介護職は常に人員不足が否めないので、残業などで補っている施設があるからですね。
参考までに、労働基準法では以下の残業時間が告示されています。
- 1週間 15時間
- 2週間 27時間
- 1カ月 45時間
ですね。この告示されている時間より残業をしている施設も、中にはあります。
1週間で15時間余分に働いていたら、単純計算で毎日3時間の残業なので普通にキツイ…。
こうした労働環境が悪いのも、やはり辞める理由の一つになります。
辞めたい人と感じている人へ
僕は社会人になってから、介護職としてずっと働いてきました。
しかし、ろくに下調べもせずに、上記の『6つの理由』に当てはまった施設を
選んでしまい、転職回数は少なくありません…。
そうすると、
と、思うこともありました。
しかし、僕のように『介護職に向いていないのかな』と考えている方に以下のことを伝えたいです。
介護職を辞めたい人へ送る3つのこと
- 介護職は将来性がある
- 介護職から一旦離れるのもアリ
- 自分の辞めたい原因を明確に
これは過去に『介護職を辞めようかな』と、考えている自分にも伝えたい事柄です。
介護職は将来性がある
介護職には、職業としてかなり安定しているということ。
今の時代だと、大手に就職しても決して安定しているとは言えなくなってきました。
例えば
- 2019年7月:日産自動車が全世界で1万人超のリストラ
- 2020年4月:三菱UFJ銀行が従業員の2割にあたる8,000人を削減
など、どの職業に就いても、終身雇用はぶっちゃけ難しくなってきたと思います。
そんな折、介護職はかなり安定して働くことができます。
そういった『安定した職業に就く将来性』も加味して
介護職として働き続けるかを検討するべきだと伝えたいですね。
介護職から一旦離れてみてもアリ
それでも介護職を辞めようかなと言う方は、辞めてOKです。
僕はそれを間違いだと思いません。
介護職に限った話ではありませんが、やはり向き不向きと言うのが人間にはありますよね。
僕の元同僚には、給料がいいからと言う理由で工場に転職したけど
と、言って介護職に戻ってきたヤツもいました(笑)
なので、他の職業も体験して
やってみて、それが自分に合っているかを判断することも大切だと思います。
自分の辞めたい原因を明確に
辞めたい原因は明確にしておくのがベストですよ。
なぜなら、目標が抽象的だと転職しても意味がないから。
僕は、
- 給料が低い
- やりたい介護ができていない
- 人間関係が悪い
などといった理由で事実、転職をしてきました。
しかし、これが『なんとなく居心地が悪い』などの抽象的な辞めたい理由だと転職しても
次の職場でも『なんとなく嫌だなぁ』と思う部分が増えてしまいます。
辞める理由より、続ける理由を増やすためにも
あくまでも転職をする際には目標を決めて
『この条件が満たされたら、続けられる』という条件で、転職することをオススメしますね。
介護職を辞めたい人へ:まとめ
介護職を辞めたい理由を再度まとめると、
辞めたい理由6つ
- 人間関係が悪い
- 給料が安い
- 自分だけ割りを食っている
- 経営に不満を持っている
- 精神的にキツイ
- 労働環境がマジで悪い
介護職を辞めたい人へ送る3つのこと
- 介護職は将来性がある
- 介護職から一旦離れるのもアリ
- 自分の辞めたい原因を明確に
ですね。
介護職を始めたら、一生介護職でないといけない理由はありません。
辞めてみて、『やっぱりもう一回介護職をやってみようかな』と思ったらまた戻ればOKです。
大事なのは『介護職として働いている瞬間』が嫌ではないか、だと思います。
嫌でなければ、僕のように介護職として自分の希望に合った会社へ転職しましょう。
説教くさく感じてしまったら申し訳ないです…。
今回は以上になります、ここまで読んでくださりありがとうございました!
