このような疑問に答えます。
✔️本記事を読むべき人
- 介護職として知識をつけたい人
- 介護を学びたいけど、何から勉強したらいいかわからない人
僕は現役の介護職として働いて8年目になります。
長く介護職として働いてきた中で、「勉強したいけど、何から勉強したらいいかわからない!」という方は、実はかなり多くいました。
そんな悩みを抱えている方に、いつも僕がオススメしていたのは2つ。
タイトルにある通り、読書するか資格取得をしよう、ということ。
本記事を読めば自分にあった勉強方法や、何から勉強したら良いかがわかります。
下記にて説明していきますね٩( ‘ω’ )و
介護の勉強は何から始めたらいいの?【結論:読書か資格取得でOK】
まず僕が読書をオススメしている理由は、自分が何がわからないのか知るためです。
というのも、前述しましたが一重に「介護の勉強」といっても何から勉強すればいいかわからない方は多い。
なのでまずは、自分の持っている知識がどの程度のものなのかを知っておくことが重要です。
例えば、あなたは「移乗」という言葉を見て、やり方までカンペキにわかりますか?
「移乗」という言葉もわからない場合→用語集や初心者用の本を買えばOk。
移乗はわかる。やり方やコツをもっと知りたい場合→移乗専門の本を買えばOK。
上記の通り。
当たり前だろ!と思うカモですが、知らないことを調べるためには、調べるために知ることも大切。
Googleの検索エンジンに入力しようにも、検索エンジンに何を入力したらいいのかわからなければ、調べようもありません。
自分のレベルを知るためにも読書は道標になるので、オススメです。
面倒なら資格取得も視野に入れよう
いや、それな。
読書はカンタンに知識を得ることができる代わりに、自分のモチベーションに依存します。
僕もそうなのですが、「今日は忙しいから明日読書しよう」となりがち。そしていつの間にか読んでいない本が平積みに…。
そんな僕のようなナマケモノさんにもオススメなのは、資格を取得することです。
簡単な話で、何から始めたらいいかわからないなら、教えてもらえばイイ。
詳しく説明していきますね。
読書がダルイ人は資格取得を目指すものありな理由
読書が苦手な人は、資格を取得することを目指してもいいカモです。
というのも、読書が苦手という方はどこまで学べばいいかわからないのが原因だったりします。
例えば先の「移乗」でいうと、以下のような感じ。
- 移乗のやり方
- 移乗のコツ
- 人体の動かし方
このように知識を求めたら果てしないですよね。
読書が苦手な人は、ゴールがわからないので走るのを止めてしまうんですね。
そんな方にオススメなのが、資格取得というワケ。
資格取得なら、勉強して試験に合格するのがゴールなので、モチベーションが維持しやすいです。
もちろんそのほかにも、資格を取得するべき理由はあります。具体的には3つほど。
- 環境によって学ぶ習慣がつく
- 権威性を高めることができる
- 資格手当てがもらえる
ちょっと説明させてくださいね。
理由①環境によって学ぶ習慣がつく
資格を取得するためには、スクールに短期間通うことが必要。
そのため、自動的に学ぶ習慣が身につきます。
モチベーションによって学ぶかどうかを決めていると、読書のようにダルイとなってしまいがち。
逆を言えば、モチベーションではなく習慣的に学ぶような環境を作ってしまえば、ダルくないわけです。
例えるなら、歯磨きみたいなものですね。
面倒くさいけど、歯を磨かずに寝たらなんだか気持ち悪い…みたいな。
そんな日々の生活習慣のように、学ぶ習慣を身に付ければOK。
学ぶ習慣を身につけるためにも資格取得は有効な手段です。
理由②権威性を高めることができる
資格を持てば、権威性を高めることができます。
権威とは、周りから認められるということ。
資格を持てば、その分周りから頼られることが多くなります。
例えば、医者に「君は余命1ヶ月だ」と言われるとすごく怖いですよね。
しかし、同じことを友達に言われても信じないハズ。
上記のように資格や立場は、人に信憑性を持たせることができます。
これからもあなたが介護職として働いていくことを考えたら、上の立場になることがあるハズ。
上の立場に立ち、後輩を指導や指示する際に、資格は説得力を生む大きな武器になります。
必ず損にはなりません。
理由③資格手当てがもらえる
やはり勉強しても何も利益がなくては、誰もやる気が起きませんよね。
そこで、資格を取得する=給料が増えると考えればどうでしょうか?
資格を取得すれば、資格手当てが給料に追加されます。
僕は介護福祉士の資格を取得していますが、やはり資格手当ては大きいです。
施設によってピンキリにはなりますが、毎月1万円〜1万5千円ほどの手当てになります。
一年で約12万円はデカイですよね( ´∀`)
こう考えると、ちょっとやる気でませんかね(笑)
資格取得は時間がある人向けである

こうしてみると資格取得の方が、いいじゃん!と思いがちですが、資格取得にはデメリットもあります。
というのも、資格を取得するにはかなり時間を有します。
例えばですが初任者研修だと、以下の通り。
- 職務の理解 6時間
- 介護における尊厳の保持・自立支援 9時間
- 介護の基本 6時間
- 介護・福祉サービスの理解と医療の連携 9時間
- 介護におけるコミュニケーション技術 6時間
- 老化の理解 6時間
- 認知症の理解 6時間
- 障害の理解 3時間
- こころとからだのしくみと生活支援 75時間
- 講義の振り返り 4時間
- 合計130時間
これほどの時間を費やさなくてはいけません。
また、国家資格である介護福祉士を取得する場合には、およそ450時間もかかります。
もちろん時間を短縮する場合もあります。
これ以上書くと脱線しそうなので、詳しくは下記の記事を参照してくださいませm(_ _)m
<<介護福祉士の資格ってどうやって取るの?効率よく取る方法とは?
兎にも角にも、やはり時間が確保できる方向けにはなってしまいます。
また、資格取得をする際にスクールに通うには、お金も当然かかってきてしまいます。
初任者研修ならおよそ10万円ほど。
資格手当てをもらえるので、後から回収できますが一度に10万円の出費はでかいですよね。
という方は、会社によって、資格取得費用などを負担してくれるところもあります。
なぜ負担してくれる施設があるかというと、資格を取得している職員が多く働いていれば、自然と施設の質も良くなるから。
WIN-WINってやつです( ̄▽ ̄)
そのような施設では、スクールに通うための休みなども調節してくれたりしますね。
もし今勤めている場所が、資格取得費用を負担してくれない!と悩むならば、転職を考えても良いかと思います。
探し方がわからない方は、詳しくは下記の記事で解説しています。
<<【2021年修正版】介護福祉士が選ぶ無料転職エージェント3つを比較!
読書or資格取得:まとめ
本記事をまとめますと、以下の通り。
読書=コツコツとスキマ時間で学ぶ人向け
資格取得=時間がある程度確保できる方向け
どちらも、「学びたい!」という意欲はとても重要だし、大切です。
今何を学びたいのか、これからどうしたいのかを元に本記事の内容を参考にしてみてください。
自分にあった勉強方法を選んでいきましょう。
では今回はこの辺で!
ここまで読んでくださりありがとうございました。