このような悩みに答えます。
専門学校から資格を取得して、晴れて介護職に!という方へ。
上記のような悩みを抱えてしまっていませんか?
ようやく窮屈な学生生活を終えて、就職したのに…これから先どうしよう?と不安な方も多いハズ。
ですが安心してください、それはあなただけではありません。
なぜなら介護業界に入職する人は年間23.7万人にも上りますが、一方で22.4万人も離職している、と言われているからです。
つまり、介護職として働き続けている人の方が珍しい状態。
僕はそんな珍しいタイプの現役介護職ですが、
という経験が、ぶっちゃけ何回もあります…。
本記事では介護職の新人は、どうして放置されてしまうのか?その理由を解説しています。
現在、悩んでいる方の少しでも参考になれば幸いです。
では、早速いってみましょう!
【えっ、もう?】新人なのにすぐ放置される介護職【理由を解説】
介護職は冒頭にも記述した通り、離職率がかなり高めです。
入職してすぐに辞めてしまう方を、僕は実際に何度も見てきました。
一番早かったのが、初出社のお昼休憩に辞めた人ですかねぇ…。
とにかく、本当に新人さんがすぐ辞めてしまうケースは多いです。
僕は実体験から、介護職新人さんが離職してしまうのには大きく3つ理由があると考えています。
新人さんがすぐに辞めてしまう理由
- 指導係がいない
- 知識があると思われてしまう
- 現実とのギャップがやばい
この3つですね、順に説明していきます。
理由①指導係がいない
まず考えられるのは、明確に新人指導係がいないことです。
理由は、やはり介護職の特性であるシフト勤務にあります。
一般職ですと、月〜金まで働き土日休み。
なので、指導・教育係が必ず出社している状態です。
しかし、介護職はシフト勤務のため、不定休。新人さんが出勤でも、指導係が休みなんてことはザラなんですよね。
そんな状態なので、新人さんが誰に何を聞けばいいかわからず職場でポツン…は日常茶飯事。
指導係が業務マニュアルを作成してくれたり、当日出勤者に指導を頼むなどしてくれれば別なんですがね…。
そんな新人指導のノウハウがしっかりしている施設は、残念ながら稀です。
そもそも指導係を設置していない介護施設も多くあります。
指導する人材が常にいないことが、新人さんがすぐ放置されてしまう一番の原因と言えますよね。
理由②知識があると思われてしまう
「資格も持っているし、教えなくても大丈夫でしょ?」と、放置されてしまうケースも。
というのも、無資格でも働ける介護職は、資格を有しているという理由で「何でも出来る」と思われがちなんですよね。
しかし、資格を有しているからといって、実践的な技術はやはり別物ですし、最初は難しいですよね。
ぶっちゃけ僕も最初に排泄介助や入浴介助を行った時は、まるで出来ませんでした…ツライ。
授業で習った通りにやっていても、やり方は全然違うんだなと強く実感しました。
勝手に何でも出来ると思われて、ハードルをあげられても正直困りますよね。
特に、専門学校等の養成施設から資格を取得した人は往々に経験していると思います…。
理由③現実とのギャップがやばい
最後に3つ目である、想像と現実とのギャップが凄まじくて辞めてしまうケース。
僕が接してきた、介護職として働き始めた人の9割がこう話します。
うん、デスヨネ〜( ^ω^ )
介護福祉士の資格取得時には、必ず介護実習に行きます。
ですが、その時には軽い業務しかやらない場合が多いんですよね。
なので、実際に介護職として働いてみると「あれ?こんなに体きついの?」と、なってしまいます。
また、いざ働いてみたら見学・面接にきた時とまるで雰囲気が違ったなんてことも。
僕も専門学校で資格を取得しましたが、学生時代の友達で介護職を続けているのは三分の一以下です。
それほど、かなりギャップは激しめ…。
新人なのに放置されてしまったらどうしたらいいのか?
では、実際に新人なのに放置されてしまったらどうしたら良いのか?
僕が考える解決方法としては、以下の通り。
放置されてしまった時の解決法
- 業務の流れを見る
- 同僚に聞きまくる
- 無理せず辞める
この3つです。
詳しく以下にて深掘りしていきますね。
解決方法①業務の流れを見る
放置されてしまっても、業務の流れを見れば大体の仕事の流れはわかります。
なぜかというと、介護職は時間で決められた業務をしているから。
例えば、ユニット型の施設ならば、○時と△時に排泄介助を行う、などですね。
多少のズレはあるかもですが、基本的にはタイムスケジュールで業務をこなしています。
僕も新人の頃に放置された経験があります。その時にはまず、職員の動きを見て業務を覚えました。
木を見ずに、森を見る感じですね。
放置されたらまず、「何時に何をしているか?」を意識すればOKです。
解決方法②同僚に聞きまくる
もし、あなたに同僚がいたら同僚に質問しまくるのが一番スタンダードかなと。
やっぱりわからないことは、人に聞くのが一番早いです。
しかし、新人の頃は先輩に聞いて「何度も言ってるよね?」と、言われるのが怖かったりするんですよね。
なので聞きやすい同年代や同僚がいたら、聞きまくりましょう。
僕もわからないことがあれば、すぐに人に聞いていました(ウザがられるくらいにw)
ですがそうして関係性が出来ていくうちに嫌。だった出社も少しずつ気が楽になっていきました。
「自分は一人じゃないんだな」という意識が大事、というわけですね。
解決方法③無理せず辞める
本当にツライなら、辞めるのがいいと思います。
これを言ったら元も子もありませんが、介護職は常に人手不足な状態です。
そのため、介護職ならば無理してその場所で働き続けなくても、再就職先はすぐに見つかります。
なので、心が疲れてしまう前に、スッパリ辞めてしまうのも一つの手だと思います。
その際には、再スタートのヒントにこの記事をどうぞ。
<<【実体験】働きやすい介護施設なんて存在しません【自分を見つめる】
しかし、金銭的な余裕が無かったり、環境によってその職場で働き続けなくてはいけない方もいますよね。
そのような方は、目的や期間を決めておくと良いかと。
例えば、何ヶ月経ったら辞めよう、次の就職先が見つかったら辞めようなどですね。
自分の中で目標を決めて、自分がもっと成長できる施設へ転職することをオススメします。
新人なのにすぐ放置される介護職:まとめ
介護職は、働き始めてすぐに放置されてしまうことは実際かなり多いです。
もし、放置されてしまって悩んでしまう方がいたら、本記事の解決方法を参考にしてみてください。
解決したら、その経験があなたを成長させてくれると思います。
もし、それでも解決しなかったら「よーし、辞めるか」くらいラフでいいと思います。
それも絶対に間違いではありません。
と、退職理由に悩んでしまう方は、以下の記事を参考にしてください。
<<【介護】退職理由なんて嘘でOK。悩む前に言ったもん勝ちな件。
…タイトルが結論ですね、この記事( ´∀`)
あなたが介護職として花を咲かせられることを願っています。
今回は以上です、ここまで読んでくださりありがとうございました!