このような疑問に答えます。
結論から言えば、そんなことはありません。
しかし、SNS上では
男性も女性も介護職はモテない、ということに深刻に問題意識を感じてきた。なんとか、ならないんだろうか。特にモテない男性は人生そのものがおかしくなっている。
— 中村淳彦(YouTubeはじめました!) (@atu_nakamura) March 6, 2019
男性も女性も介護職はモテない、ということに深刻に問題意識を感じてきた。
なんとか、ならないんだろうか。特にモテない男性は人生そのものがおかしくなっている。
30代男性が手取り20万いってなかったらちょっと引いてしまうかもしれない。なんで介護職の男性って手取りそんなにないのに頑張って働けるんだろう?って特養にいた時の疑問ではあった。その上職場結婚なんかしたら福利厚生しっかりしてない職場だったら大変なことになる。
— ゆゆゆっちー (@xliebexx_88) July 1, 2020
30代男性が手取り20万いってなかったらちょっと引いてしまうかもしれない。
なんで介護職の男性って手取りそんなにないのに頑張って働けるんだろう?って特養にいた時の疑問ではあった。
その上職場結婚なんかしたら福利厚生しっかりしてない職場だったら大変なことになる。
一応私も結婚を考えていて、
合コンや街コンなどに参加する。
感じたことが、職種を尋ねられた際に、「介護職」と答えるのはNG。
口に出した瞬間に相手は冷めてしまう。
何故か「介護職」はイメージが悪く、
「福祉関係」とか、「医療系」と答えた方が、反応が良い。
この差ってなんだろう😂
— あかり (@akaridayocare) August 27, 2019
一応私も結婚を考えていて、合コンや街コンなどに参加する。
感じたことが、職種を尋ねられた際に、「介護職」と答えるのはNG。
口に出した瞬間に相手は冷めてしまう。
何故か「介護職」はイメージが悪く、「福祉関係」とか、「医療系」と答えた方が、反応が良い。この差ってなんだろう😂
このように、介護職の『結婚』に対してマイナスなイメージが多め。
本記事には記載しませんが(もしかしたら迷惑がかかってしまうかもなので)
中には『介護職とは結婚できない、したくない』といったニュアンスのコメントもありました。
そういった介護職は結婚できないと言われている理由はなにか、本記事では解説しています。
✔️本記事のテーマ
- 介護職が結婚できないと言われる理由
- 結婚するための解決策は3つ
『ゆくゆくは結婚したい』
『結婚もしたいし、介護職もやっていきたい!』
と、いう方へ向けて書いていますので、良ければ読んでくださると嬉しいです。
僕は現役の介護福祉士として働いて7年目になります。Twitterかまたり(@kamatarikun)
詳しくはプロフィールへ。
では、早速いってみましょう!
介護職が結婚できないと言われている理由
介護職が結婚できないと言われている、考えられる理由は以下の3つですね。
介護職が結婚出来ないと言われる理由
- 低所得のイメージ
- 3Kという造語のせい
- シフト制による生活のズレ
順に説明していきます。
低所得のイメージ

一般的に介護職は低所得、というイメージです。
また、介護の仕事は
- 安定している
- 将来性がある
と言った、プラスの部分よりも
- 辛い
- 給料が低い
- 人間関係が悪い
といった、マイナス部分が大きく取り上げられてしまいます。
もちろん、そのような『マイナスの部分はない』とは言いません。
ですが、誇張されている部分も多く存在します。
実際は、しっかり高待遇の施設を選べば、ストレスも少なく安定して働くことができます。
理由は僕が下記の記事で書いている通り、給料を上げることに成功しているから。
➡︎『2020年最新版』現役の介護福祉士が選ぶ転職エージェント3つを比較!(全て無料)
なので僕自身は低所得の場所もあるが、しっかり選べばそんなことはないと、感じています。
ですが、そんな現状でもそういった低所得のイメージは
といった、余計なお世話を生むことも。
これは僕が実際に介護の現場で聞いた一部です。
こういう周りの意見が嫌で、結婚したくないという方も多くいます。
『介護職は低所得』というイメージは『結婚』に対して、かなりマイナスに作用していると言えますね。
3Kまたは4Kという造語のせい
よく言われているのがこの3Kという言葉。
- キツイ
- 汚い
- 危険
の頭文字を取った、職業イメージを表す造語です。
よく介護職はこれに『給料が安い』を追加して4Kなんて呼ばれていたりしますね。
この3Kまたは4Kという言葉が、『介護職は結婚出来ない』と言われる原因になっています。
というのも、そもそも3Kとはテレビなどのメディアによって、広まった言葉なんです。
テレビなどのメディアはわざと、マイナスなイメージをいうことで視聴者の関心を高めます。
例えば芸能人の不倫や、不祥事など。
有名人が落ちぶれていく、というマイナスイメージを報道して関心を高めています。
しかし事実とは違っても、メディアの力は絶大で、そのようなイメージが大衆には定着化してしまいます。
そうした印象操作が、介護職をマイナスイメージへ下げ『介護職は結婚出来ない』と、なってしまうワケですね。
シフト制による生活のズレ

シフト制の勤務による生活のズレが、『結婚』への大きな妨げになってしまっている可能性も。
具体的には、一般的な土日休みのパートナーと休みが合わせにくいなどですね。
介護職は基本的に自分から希望しなければ、シフト制の勤務になります。
そうすると、恋人同士で『どこかに出かけたいのに思うように出かけられない!』といったストレスの原因にも。
そういった『相手の理解』が必要な面も介護職にはあるため
介護職は『結婚しにくい』という、イメージに繋がってきてしまうと考えられますね。
3つの理由を通して考えられること
3つの理由で共通していることは、周りの評判を判断材料にしているという点ですね。
これを行動心理学でバンドワゴン効果と言います。
バンドワゴン効果とは
ある選択肢を多数が選択している現象が、その選択肢を選択する者を更に増大させる効果。
引用:wiki
めちゃくちゃ簡単にいうと
周りの意見が、自分の意見にも影響してしまうということ。
例えば
- 周りがイケメンと言うから、カッコよく見えてしまう
- 悪口を周りが言っていたら、その人の事が悪く見えてしまう
- 皆がやっているゲームだから、自分もやってみようかな
などです。
このバンドワゴン効果によって、間違ったイメージが広がっていってしまっているなと個人的に感じます。
結婚するための解決策案
と言う方に向けて、解決案を提示したいと思います。
- 役職につく
- 夜勤を多く行う
- 二人で働く(同棲)する
上記の3つです。順に説明していきますね。
結婚するための解決策:役職につく

やはり、施設長などの役職につくのがベストかなと。
理由はシンプルに、収入が上がるからですね。
僕の以前勤めていた施設で、資格は介護福祉士のみの施設長が、夜勤なしでも手取りが約30万ほど。
その分シフトを作ったり、事務作業も多いですが、給料が30万あれば、充分な暮らしが望めますよね。
低所得のイメージの項目でも書きましたが、収入が上がると自信にも繋がるので
現在収入などで、『結婚』について悩んでいる方は、とりあえず役職につくことを目指してみるのも一つの手かなと。
資格取得も考える
いきなり施設長などの役職はちょっと…という方は、資格取得をしてみるのもアリ。
まずは資格を取得して、知識と技術を習得してからでも収入は増えます。
すでに三年働いている方は実務者研修から受けてみて、介護福祉士を取得するのもいいかもです。
詳しくはこの記事で書いています➡︎介護福祉士の資格ってどうやって取るの?効率よく取る方法とは?
資格は、人望にも関わってくる場合があるので事前に取得しておくことを個人的にはオススメしますね。
結婚するための解決策:夜勤を多く行う
夜勤を副業的に多く行っている方もいます。
なぜなら手取り早く、稼げるから。
夜勤専従として働けば、ピンキリになりますが一回で一万円以上をもらえる場所も。
なので、もっと『稼ぎたい』、『貯金をしてから結婚したい』という方は夜勤で一気に稼いでしまうのも方法としてはありますね。
ですが、ぶっちゃけ僕自身は夜勤はあまり推奨していません。
理由はこの記事で書いていますので、気になる方はこちらも読んでくださると嬉しいです➡︎『介護』夜勤をやる前に注意しておくべき点はココ!(注意点は3つ)
結婚するための解決策:二人で働きながら同棲する

『同棲する』というのが、一番現実的であり、再現性が高めなのかなと。
同棲することで家賃や光熱費などの固定費はかかってしまいますが、
- シフト制による生活のズレがない
- 家事などをお互いでカバーできる
- 二人で共通目標ができる
などの、良い点も多くあります。
最後の共通目標というのは『二人で○万円貯まったら結婚しよう』といった目標が作りやすいということ。
また、パートナーが同じ介護に携わっていると
意見交換や相談が出来ますし、何よりお互いに介護職について理解度が高いのもいいですよね〜。
介護職は結婚出来ない!?:まとめ

冒頭でも書きましたが、『介護職は結婚出来ない』なんてことはありません。
僕の現在働いている施設や、前の施設でも
同じ職場、もしくは介護職同士で結婚されている方が、多くいらっしゃいました。
もし本記事で書いた『世間のイメージ』を気にしてしまう場合は、解決案を参考にしてみてはいかがでしょうか?
ここまで読んでくださりありがとうございましたm(_ _)m!
ではこの辺で!