このような疑問に答えます。
これから介護職として働き始める方や、介護職として勤め始めたばかりの方は
『髪色とかって自由なのかな?』と思ったことがあるハズ。
実際に僕が働いた施設でも、髪色やピアスなど、容姿を気にしていた方がもちろんいました。
それもそのはず。
介護職だって『オシャレしたい!』と思うのは当然ですよね。
本記事はそんな介護職として働く際の、容姿について書いていますので
現在髪色をどうしようか悩んでいる方は、ぜひお読みください〜。
現役の介護福祉士として働いて7年目になります。
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では早速いってみましょう!
介護職は明るい髪色、禁止なの?【金髪にしていこう】
結論から言うと、施設によりけりです。
『いやいや、そんなの誰でもわかってるよ』と思うかもしれないのですが、事実なのですいません…。
ある所の施設では、くら〜い茶髪までならOK。
ある所の施設では、ド金髪でもOK。
この違いは、運営の母体にあると思っています。
詳しくは下記にて解説しますね。
髪色が厳しい施設と、厳しくない施設の違いは?
上記で書いた通り、容姿の厳しさは運営(経営)の母体によって左右されます。
母体というのは難しく聞こえますが、
- 株式会社〇〇 施設名:△△
- 医療法人〇〇会 施設名:△△
この施設名の前にある部分。
ココが株式会社か、それ以外(医療法人、社会福祉法人)かで分かれます。
つまり「営利目的」か「非営利目的」の違いによって、髪色の判断基準が変わってきます。
母体が株式会社の場合
株式会社は『営利目的』、つまりお金を稼ぐことを目的にしています。
なので『お客様』と言う印象が強め。
僕も母体が株式会社である、有料老人ホームに勤めた経験がありますが
身嗜みにはかなり厳しかったですね…、ついでにピアスも禁止でした。
営利目的だと介護であるとともに、『接客業」のイメージが強いので
容姿についてはかなり厳しいです。(めっちゃ怒られた経験アリ)
医療法人、社会福祉法人の場合
しかし一方で、医療法人、社会福祉法人だと『非営利』、お金を稼ぐことを目的にはしていません。
要するに、施設の維持が目的なので
株式会社のような『お客様』のイメージは薄めなんですね。
利用者を『おもてなし』するというよりは、『寄り添う』という感じ。
なので髪色(容姿)については、あまり施設側はとやかくは言ってきません。
とはいえ、施設の方針は施設長や理事長によって変わるので
『法人』でも厳しいところは厳しいです。
その場合は施設見学に行くと、実際に働いている職員の身嗜みをチェック出来て
どの程度までOKなラインなのかが、わかりますよ(笑)
髪の毛はまとめた方がいいの?
これは女性に多い質問ですが、髪をまとめた方がいいの?と言う質問に関しては
結論として、どちらでもOK。
しかし、髪の毛はまとめることをオススメします。
理由としては
介助中に髪が巻き込まれたりするからですね。
介護職は、中腰の姿勢になることが多く
介助をする際に、髪がジャマに感じることが多いです。
僕の同僚は、気づかないうちに
『排泄介助中に、髪の毛が巻き込まれて汚れていた』なんて言っていましたね…。
なので、髪の毛はまとめるのがオススメ。
介護職として、髪色が明るいのはどうなのか?
僕は、介護職の髪色が明るいのはアリ、だと思っています。
✔️:補足
ココからは個人の感想になります。
「お前の考えとは合わないわ」となるかもなので、スクロールする際にはお気をつけください。
介護職として髪色が明るくてもアリな理由
理由は、以下の通り。
- モチベーションに繋がるから
- 外見への偏見を無くした方がいいから
順に説明していきますね。
介護職として髪色が明るくてもアリな理由①本人のモチベーションにつながるから
コレは逆に、髪色を指定することによるメリットなくね?って話ですね。
むしろデメリットの方が多いハズ。
例えば、髪色を自由にさせてもらえないという束縛感から、離職にすら繋がってしまう可能性があります。
髪色などに興味ない方からすると、意味不明に思うかもしれません。
でも、こうした一見小さな束縛によるストレスが
溜まりに溜まって、他の施設に目移りしてしまうケースは実は多くあります。
よく髪色や容姿について厳しい施設では
- 学校かよ
- 規則厳しすぎて嫌になる
などがよく聞こえます。
むしろ、髪色自由でOKにした方が、
『自由に仕事できる、楽しい』となり仕事へのモチベーションになっていくのでは、と思いますね。
介護職として髪色が明るくてもアリな理由②外見への偏見を無くした方がいいから
次に外見への偏見を無くした方がいい、というのは
近い将来、介護職もグローバル化して外国人が参入してくるから、ですね。
言い方は悪いカモですが
施設は人件費として安い外国人を、使わない手はないハズ。
そうすると髪色が明るいだけでなく、
タトゥーやピアスを、宗教上の理由でしている外国の方もいますよね。
そんな文化の違いに目くじらを立てていても、キリがありません。
今のうちから少しでも、外見への偏見を失くすためにも
髪色が明るいことに慣れた方がいいなと、思います。
あと単純に、髪色が明るい=不良みたいなのナクシタホウガイイトオモウ…(ボソッ)
以上の2つの理由から、僕は髪色が自由でいいと考えています。
※これから介護職として、勤め始めようかな?と考えている方へ
下記のまとめ記事で
失敗しないように事前に仕事内容を予習しておくとイイかもです〜。
➡︎【未経験の方へ】そもそも介護職って何するの?【仕事内容まとめ】
介護職の髪色について:まとめ
僕は2つの理由から、髪色は自由でOKなのではないかと書きましたが
まだまだ介護施設では、明るい髪色はNGなところも多くあります。
なんせお堅いおじさん、おばさん世代が施設長だったりしますからね…。
とはいえ新規施設も次々とオープンしており、髪色などの容姿について厳しくないところも増えています。
最近なんかは介護職がネイリストになり、利用者にネイルを塗るなんてことも。
こうして、時代に合わせた変化がどんどん介護業界にも起こってきます。
なので現在、髪を染めるか迷っている方は
思い切って金髪にして、時代を先取りしていきましょ(笑)
今回はこの辺で!この記事が参考になれば幸いですm(_ _)mv