この様な疑問に答えます。
僕は介護職として、転職経験が4回ほどあります。
ですがそのうち2回は失敗し、速攻で転職…。
理由は人間関係と、給料面で満足しなくなってしまったのが原因。
当時の僕は、施設見学もせずに求人情報を軽く見ただけで転職してしまっていました。
そんな中、僕が出会ったのが転職エージェント。
転職エージェントとは、バスガイドのようなもの。
一人ひとりに担当が付き、自分の要求に最適な求人を紹介してくれます。
僕はすぐに登録し、転職エージェントに以下のように伝えました。
と、丁寧&即対応。
結果、自分では面接などで聞きにくい給料面を妥協せずに済みました。
無事に前の職場より、月の給料を5万もUPすることが出来たんですね。
しかし、残念ですがその一方で転職エージェントには質の悪いものもあります。
- アドバイザーがこちらの希望をしっかりと聞いてくれない
- 転職後のフォローが不十分
- 転職した際のサービスが充実していない
などなど…。
ぶっちゃけ、ピンキリです。
というのも、僕が次に利用した転職エージェントは、こちらの希望を聞いてくれず自分の意見ばかり…。
正直、失敗したなと思いました。
僕のような失敗を、この記事を読んでくださっているあなたがしないためにも本記事では、良質な介護福祉士の転職エージェント3つをランキング形式で紹介していきます。
この記事を読むことで、自分に合った環境や希望に沿った転職エージェントをわかりやすく知ることができますよ。
※この記事は2020年に公開した記事の修正版になります。年毎に、その都度更新しています。
介護福祉士のオススメ転職エージェント1位 ケアジョブ
総合評価 | |
---|---|
求人数 | 圧倒的な求人数で合計73340件以上。 |
サービス | キャリアアドバイザーが専門でついてくれるので、人間関係などの聞きづらい情報を聞いてくれる。 |
保有資格の種類 | 介護福祉士、介護職員実務者研修、介護職員初任者研修、ホームヘルパー1級、ホームヘルパー2級、介護職員基礎研修、ケアマネジャー |
やはり介護職の転職エージェントといえば鉄板のケアジョブ。
サービスも充実していますし、サイトの求人も見やすくて使いやすい。(僕が使ったのもケアジョブ)
もしかしたら、名前だけでも聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
そんな有名なケアジョブにも、メリット・デメリットはしっかり存在します。
ケアジョブのメリット
ケアジョブのメリットは以下の通り。
- 利用したい介護職転職支援サービスNo.1の実績
- 手厚いサポートが受けられる
- 非公開求人が豊富
順に説明していきますね。
利用したい介護職転職支援サービスNO.1の実績
合計73,340件以上もある求人数は圧倒的です。都市部はもちろん、北は北海道、南は沖縄県まで求人を取り扱っています。
求人数は国内トップクラス。
求人数が多いと、自分に合った希望が見つかりやすいため、利用者満足度も96.2%と非常に高いです。
ほとんどの人がこの転職エージェントを利用していて満足しているという実績があるので、とりあえずここへ登録しておけばOK。
登録も5分もあれば終わるという、手軽さも魅力の一つですね。
手厚いサポートが受けられる
ケアジョブは、キャリアアップしたい方にも向いています。
ケアジョブは業界に詳しいキャリアアドバイザーによるカウンセリングを受けることが可能です。
キャリアアドバイザーとは、転職成功までの様々なサポート業務を行ってくれる人。
そのため、業界内で能力がある方、現在の雇用に満足していない方に向いています。
今の職場で、能力を持て余しているあなたにオススメです。
非公開求人が豊富
ケアジョブは一般的な求人数も多いですが、非公開求人数もかなり多め。
公開求人とは、インターネット上に掲載されていない非公開の求人のコト。
企業名や、給料、仕事の内容などを一般には公開していないため、非公開求人を豊富に保有している点は、転職エージェントを活用するメリットのひとつと言えます。
なぜ、求人を非公開にするのか?理由としては大きく2つです。
- 企業(自社)の戦略を他社にバレないようにするため
- 人事担当者が対応しきれない
ですね。
条件が良すぎると、その分募集人数が多く来てしまい面接や対応など、人事担当者が対応しきれないため非公開にしているところも多いです。
さらに非公開求人の場合は、求める経験・能力が公開求人よりも明確で、即戦力となり得る人材を求めることが多い傾向にありますね。
なので高待遇や、すぐにでも役職につける事が多いと言えますね。
また、転職エージェントが企業の求める人物像とマッチングして求人を紹介するため、公開求人に応募するよりも効率的に転職活動を進めることができます。
ケアジョブのデメリット
メリットは十分におわかりいただけたかと思います。次にデメリットですね。
- エントリーまでに時間がかかりがち
- キャリアアドバイザーの質の幅が広い
- 正社員の求人数は多いが派遣の求人は少ない
エントリーまでに時間がかかりがち
求人数が多いということはサイトを利用している人も多い為、丁寧な対応を一人ひとりに行っているとどうしても対応に遅れてしまうことも。
その為「すぐに転職したい!」と思っている方には向かないです。
利用する場合は期間に余裕を持って利用することをオススメします。
キャリアアドバイザーの質の幅が広い
基本的にはキャリアアドバイザーが手厚いサポートをしてくれます。(面接の対策や内部情報を教えてくれるなど)
ですがキャリアアドバイザーも人なので、相性の合う合わないがあります。
更に、経験の豊富さやコミュニケーション能力にも差があるため、ぶっちゃけココは運次第…。
もしも自分が少しでも嫌に感じたら、キャリアアドバイザーを変えてもらうか、言いにくい場合は他のサイトを利用が吉かと。
正社員の求人数は多いが派遣の求人は少ない
介護業界は人手が少ないため、正社員を強く希望しています。
そのため自動的に派遣の募集が少なくなってしまうんですね…。
派遣で割り切ってやっていきたい、という方にはあまり向かないですね。
正社員で安定して働きたい方向けになります。
以上がデメリットになります。
まとめ
デメリットでも書きましたが、求人数が多い事で生まれてしまう弊害もあります。
ですがそれでも利用者満足度96.2%は伊達ではないです。
サポート面も充実し、希望に沿った求人を提示してくれますので安心して利用できます。
また自分のペースで求人を探すことができます。
僕が利用した時にも、ケアジョブのサイトは求人が地域別になっているため非常にわかりやすく使いやすかったです。
今、勤めている職場のスキマ時間にちょっと探してみるのもアリですね。
↓ケアジョブについて、もっと見てみる↓
介護福祉士のオススメ転職エージェント2位 介護サイトJJ
総合評価 | |
---|---|
求人数 | 求人数は東京都で4549件と、非公開求人もある為なかなかの保有求人数。 |
サービス | 転職支援金が最大で20万円もある。希望なら休日や給料の交渉はもちろん、面接のセッティングまでしてくれる。 |
保有資格の種類 | 初任者研修(ヘルパー2級)、介護職員実務者研修、ヘルパー1級、介護職員基礎研修、介護支援専門員(ケアマネ)、主任介護支援専門員、介護福祉士、社会福祉士 |
2位は介護・福祉の転職サイト『介護JJ』
介護JJはケアジョブに対して求人数は劣るものの、サービスが充実しているため2位です。
その大きな要因として転職支援金があります。
メリット・デメリットも踏まえて説明していきますね。
転職サイト介護JJのメリット
- 転職支援金がもらえる
- キャリアアドバイザーが行う丁寧な転職サポート
- 女性が安心できるサービス
ですね。
転職支援金がもらえる
転職支援金とはこのサイトを使って転職をして成功するともらえるお金。
なんと介護JJのサポートは完全無料でありながら、転職支援金を受け取ることができます。
と、思ってしまうかもですが理由があります。
なぜ転職支援金を受け取れるのかと言うと、採用する施設や企業が支払う成功報酬から還元されているためです。
カンタンに言うと、あちらからしたら紹介料で元が取れるから全然OKというワケ。
介護JJは介護業界の人材の増加、定着をするべく最大20万円の転職支援金を支援することにしています。
転職して3ヶ月、6ヶ月に分けてもらえますよ。
無料で利用するだけでお金がもらえるのはデカイ…。
キャリアアドバイザーが行う丁寧な転職サポート
介護JJは無料ですが、かなりサポート面が充実しています。
と、いう方でも専門のキャリアアドバイザーが、履歴書の書き方から面接をクリアするためのコツなども丁寧に教えてくれます。
また、希望して給与や休日に関する交渉も介護JJが代理でしてくれるので圧倒的に使いやすい。
ここまでしてくれたら安心して、転職活動を進められますよね。
女性が安心できるサービス
求人を探している際に、求人内容について分からないところや聞きたいところも出てくると思います。
自分で問い合わせることももちろんできます。しかし、ご家庭がある女性の方だとなかなか難しい場合が多いですよね。
- 共働きで時間がない
- 現在働いている施設が忙しい
- 子育てなどで転職活動している暇がない
など、転職活動がしにくい場合に介護JJの転職サポートが役立つかなと。
求人内容に関して分からないことがあれば代理で問い合わせをしてくれたり、面接の日程調整までしてくれます。
採用施設に代理で問い合わせを行ってくれるので、求人について不明な点があれば気軽に質問してみましょう。
自分では聞きにくい離職率など、職場の細かい情報を入手できることも介護JJの強みです。
代理での問い合わせで聞いてもらえるので、もちろん気まずさはナシ。
転職サイト介護JJのデメリット
では次にデメリットの説明になりますね。
デメリットは以下の通りです。
- 転職支援金が未経験だとほぼもらえない
- 正社員の求人数は多いが派遣の求人は少ない
- 女性は利用しやすいが男性はしにくい
転職支援金の20万円が想定年収が高くないと最大でもらえない
介護JJの最大の魅力でもある転職支援金ですが、未経験だとほぼもらえません。
なぜならもらえる条件が、年収ベースだから。
求人条件によっては想定年収が低いコトもあるので、最大で支援金をもらうのは厳しい場合があります。
しかし小額でも介護JJを利用して転職した場合は転職支援金がもらえるので、損はないかなと。
正社員の求人は多いが派遣の求人は少ない
やはりケアジョブ同様、正社員を募集していますね。
求人数はケアジョブほどにはない為、派遣の分母も小さくなってしまいます。
なのでやはり正社員向けのサービスです(その方がもらえる転職支援金も多いし)
女性は利用しやすいが男性は利用しにくい
理由はシンプルで、メインターゲットが20~40代の女性だからですね。
介護職は今も女性の割合が多い為、仕方ないのかもしれませんがぶっちゃけズルイ笑
メリットの多くが女性に向けたものになっているので、男性には不向きな点がやはりデメリットになってしまいます。
まとめ
会社自体は昔からありましたが、介護JJは最近出てきたサービスなので口コミや評判等が少ないです。
ですが、その少ない口コミの多くが女性で高評価でした。
ご家庭があり、お子さんがいる家庭だと
ということが多くあると思います。
そういった女性の方に、オススメな転職エージェントになります。
↓介護JJについて、もっと見てみる↓
介護福祉士のオススメ転職エージェント3位 きらケア介護求人

総合評価 | |
---|---|
求人数 | 全国求人数は36,000件以上!業界に特化している求人があり、正社員の求人もかなりある。 |
サービス | 人間関係や環境で転職しづらい方に細かなサポートをしてくれる。 |
保有資格の種類 | 介護福祉士、初任者研修(ヘルパー2級)、実務者研修(ヘルパー1級)、無資格でもOK |
介護福祉士の転職サービスでオススメ第3位は『きらケア介護求人』ですね。
こちらは2位の介護JJと比べ男性も利用しやすくなっています。正直な話、介護JJの転職支援金がなければ、このきらケア介護求人が2位ですね
やはりこちらも言わずと知れた介護業界に特化した、転職支援サービスです。
では早速メリットの説明に移りますね。
きらケア介護求人のメリット
- 地域に特化した専門アドバイザーが仕事を紹介(対象外の地域あり)
- 高所得での転職を目指せる
- 入職前~就業後まで、万全のサポートサービス
と、なっています。順に説明していきますね。
地域に特化した専門アドバイザーが仕事を紹介
これはケアジョブや介護・福祉の転職サイト『介護JJ』
またきらケア介護求人はレバレジーズ株式会社という母体があるのでIT企業の側面も持っています。
そのためアドバイザーも比較的若い方が多め。
さらに平均1ヶ月の内定を謳っているだけありかなり活気があり、素早い対応をしてくれます。
居住地域に特化した介護業界の専門アドバイザーが、仕事紹介にあたり丁寧に対応をしてくれます。
専門アドバイザーたちはみな、担当地域の医療機関や介護施設の情報に詳しい福祉・介護職のスペシャリストばかり。
そうした人たちに転職でわからないことや、不安なことをすぐに電話で伝えられるのは安心ですよね。
高所得での転職を目指せる
きらケアで転職する最大のポイントは高所得での転職を目指せるところです。
介護業界の転職理由としてやはり目に付くのが「給料が低い」ことですね。
きらケアでは業界に特化しているアドバイザーが多いため、そういった理由を深く理解しています。
なので高所得、高待遇を望むのであれば、このきらケアを使っておけば間違いはありません。
さらにきらケアに関してはケアジョブほどではないものの、求人合計件数は36,000件とかなり多いです。
相談すれば非公開求人も紹介してくれますので、希望に沿った転職が可能です。
入職前~就業後まで、万全のサポートサービス
また、面接の予定調整など様々な面でサポートしてくれます。
さらに希望すれば人間関係など、入職しないとわかりにくい部分も詳細に聞いてくれます。
就業後も専任スタッフが、お悩み相談などのアフターフォローを行っています。
電話での対応なのでいち早く相談したい場合にはすれ違ってしまう場合もありますが
それでも転職した直後などは特に相談相手がいることはかなり安心できますよね。
きらケア介護求人のデメリット
次にデメリットですね。
デメリットは以下の通りになります。
- アドバイザーに当たり外れがある
- 他にも良い転職サイトがある
- アドバイザーが仲介できる地域が限定されている
こちらも順に説明していきますね。
アドバイザーに当たり外れがある
メリットで言いましたが、きらケアのアドバイザーは若い人材の場合が多いです。
ですが若い人材が多いことが悪い方に作用してしまう場合があります。
すなわち、アドバイザーの当たり外れ。
- 対応が遅い
- 態度が悪い
- 口調が慣れ慣れしい
などです。
他の転職エージェントだと比較的に落ち着いた30代のアドバイザーが多めなので落ち着いた相談がしやすいです。
ですがきらケアは若いアドバイザーもいるので注意。
よく言えばフランク、悪く言えば馴れ馴れしいです笑
これはどの転職エージェントにも言えますが、どうしても年齢や態度、口調などが気になってしまう方はアドバイザーを変更してもらうと良いカモ。
他にも良い転職サイトがある
結論としては他にも良い転職サイトはあります。
理由としては、1位のケアジョブのようにかなりキャリアアップを重視したサイトや、介護JJのように支援金があるサポートが充実した転職サイトもあるからです。
とはいえ、きらケアも初任者研修の資格を取りたいなど希望を言えば資格取得を重点においた施設なども紹介してくれます。
ただ転職するのではなく自分の価値を上げるため、自分の未来や環境に合わせた転職サイトの使い分けをした方がいいといえます。
転職エージェントはあくまでサポート。
納得するまで妥協せず、様々な転職エージェントを使ってみることが失敗しない転職の仕方だと僕は思います。
アドバイザーが仲介できる地域が限定されている
きらケアが仲介してくれるアドバイザーの地域は限定されています。
きらケアでは以下の地域に力を入れています。
- 北海道:札幌
- 東北:宮城
- 関東:東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城
- 東海:愛知・静岡
- 関西:大阪・京都・兵庫・奈良
- 中国:広島
- 九州:福岡
ですね。
もちろん乗っている県以外にもアドバイザーは存在します。
登録した際には、自分の地域にアドバイザーがいるかいないかをしっかり確認しておくといいですよ。
まとめ
きらケアも介護福祉士の転職エージェントとしてはかなり有名です。
提供しているレバレジーズ株式会社も大きい会社である為、途中でサービスが終了することはよっぽどのことがない限りないと言えます。
その点は、不安なく使うことができます。
地域によってアドバイザーがいる、いないという点は少し残念ですが、自分の住んでいる地域と照らし合わせて上手く使っていきましょう。
非公開求人もケアジョブほどではないですが、高待遇も期待できる求人もあるため十分に期待できる転職エージェントと言えます。
↓きらケアについて、もっと見てみる↓
介護福祉士の転職エージェント まとめ
以上になります。
では改めてランキング順にまとめますね。
↓ケアジョブについて、もっと見てみる↓
↓介護JJについて、もっと見てみる↓
3位のきらケア

↓きらケアについて、もっと見てみる↓
各サイトのメリット・デメリットは理解していただけたかと思います。
しかし、各サイトも長所があるので一つの転職サイトだけではあまり十分とは言えません。
僕自身、一つの転職エージェントで完結してしまい、「マジか、こんなに割がいいところあったんかい…」と、後悔してしまったことがありました。
まぁこれも経験だなと思い、今じゃいい思い出なんですけどね笑
ですが僕は独り身であったのでそれで済みましたが、ご家庭がある人はそうはいきませんよね。
上手く転職エージェントを利用して、自分の希望を妥協しない転職を!!
ここまで読んでくださりありがとうございました!