このような疑問に答えます。
結論から言えば、僕はパートとして働くならば派遣社員として働く方がいいと考えています。
なぜならパートの方がデメリットが多いから。
パートの場合、
- パートなのに正社員より多く働かせられる
- 都合のいい時に利用される
- 給料が少ない
など、多くのデメリットが存在します。
言い切りますがあなたを苦しめているこれらのデメリットは、派遣社員にはありません。
本記事では、パートより派遣会社を選ぶべき理由をメリット・デメリットで解説していきます。
本記事を読めば、新たな働き方として『派遣社員』を選択肢にいれる参考になりますよ。
パートという待遇に疑問を少しでも感じているなら、この記事をこのまま読んでくださると嬉しいです〜。
パート→派遣社員になるメリット
まずは派遣社員になるメリットの説明ですね。
メリットは以下の通り。
派遣社員のメリット5つ
- 給料が上がる
- 自由度が高い
- 様々なキャリアを積める
- 残業ナシで余裕
- 派遣会社が探してくれる
この5つですね、解説していきます。
給料が上がる
冒頭で書いた通り、派遣社員になると給料は上がります。
なぜかというと、余計なコストがかからないからですね。
派遣社員の社会保険や退職などの手続きなどは派遣会社が行うため、施設側の業務が軽減されます。
また、人材募集のための広告費なども削減されるため、その分が派遣社員の給料にプラスされるというワケ。
僕が勤めていた施設では、
- パート:時給1200円
- 派遣で未経験:時給1600円
など、明らかな差がついている施設もありました…。
パートで我慢して働くより、派遣として高時給で割り切って働くことは、非常に合理的と言えますよね。
自由度が高い
派遣社員は、働き方の自由度がかなり高めです。
『自由度が高い』というのは、働ける条件が自分で選べるという事。
例えば
- 子供の迎えがあるので夕方には帰りたい
- 短時間でも稼ぎたい
- 帰って資格取得等の勉強をしたい
など、自分の希望の条件で働く事が派遣社員では容易にできます。
なぜそんな働き方を派遣社員は出来るのか?それはご存知の通り、介護業界は常に人手不足の状況だから。
足りない職員の数を低コストで補える派遣社員は、『施設』と『あなた』のどちらにとっても都合がいい『win-win』の関係なのです。
こういった割り切った雇用が『自由度が高い働き方』を実現しています。
様々なキャリアを積める
派遣社員は短い期間で会社を変えることができます。
派遣社員は2ヶ月毎に
- そのまま働き続けるか
- 2ヶ月後に別の施設へ転職するか
選ぶ事ができるためです。そのため様々なキャリアを積む事ができます。
介護は施設によって様々な介助の仕方や考え方が存在しますよね。
先日、僕はtwitterでこんな投稿をしました。
介護って本当施設によってやり方が違いますよね…。
何年も経験あるからと言っても、慢心して自分のやり方が合ってると思い込んじゃいけませんね🐻
それが大変さでもあり、面白さでもあるんですが🤔✨
— かまたり※まつ毛はこんなに長くない (@kamatarikun) June 5, 2020
この投稿に対して、以下のような返信がありました。
私もグループホームで8年勤務して管理者も続けてきましたが一旦退職し起業して最近改めて別のグループホームで非常勤夜勤者として勤務することになりました。同じグループホームで目的は同じでもやる事は全く違い、過去の栄光はどこにいったのやらと言う感じでいつもいつも笑ってしまっております😃
— 本間克之 (@overcomehere) June 5, 2020
一つの施設で何年もの経歴があったとしても、転職してこのような経験をされた方は、かなりいるハズです。
僕も転職したばかりの時は、『未経験者じゃないよね?移乗の勉強したの?』と、怒られたことも(笑)
ですが様々な施設で経験しておくと、知識や技術の偏りはないのでどこの施設でも一目置かれる存在になります。
もちろん何度転職しても派遣会社に籍を置いているので、履歴書に傷がつくことはないので心配ご無用です。
残業ナシで余裕
派遣社員には基本的に残業を『会社(施設)』がさせません。
なぜかというと、残業代が正規雇用者(正社員、パート)より高いから。
派遣会社に利益率分、いわゆるマージンを残業代に上乗せしなくてはいけない為ですね。ぶっちゃけ会社からすると、正規雇用者を残業させた方が安上がりなワケです。
僕の実体験ですが、同僚の派遣社員が残業した際に人事部から
と、言ってきた事がありましたね。そのぐらい会社は派遣社員を残業させようとしません。
また、介護現場ではたびたび『残業は当たり前』のような風土のところもあります。
そうした際に『派遣だから残業できない』というのは、残業を断りやすい理由にもなるので超便利。
残業がないというだけでストレスの感じ方や、疲れの残り方はかなり違いますよね。
アドバイザーが次の派遣先を探してくれる
面倒な派遣先を探す手間は、全て派遣会社のアドバイザーがやってくれます。
理由としては、希望に沿った施設を紹介することで派遣社員として長く働いてもらい、利益(マージン)を得る為ですね。
なので、妥協せずに自分の希望をガンガン伝えましょう。
働いてみて『他の希望の条件』が出てきてしまった場合でも、遠慮することはありません。
次の契約を更新しない旨を派遣会社に伝えれば、すぐに次の派遣先を探してくれます。
そうして早急に辞める事が出来るのも、派遣社員の利点です。間を開けることなくスムーズに転職する事が可能というワケですね。
派遣社員のデメリット
派遣社員のデメリットはこの3つ。
派遣社員のデメリット3つ
- 安定的ではなくなる
- 3年以上は働けない
- クレジットカードなどが作りにくい
解説していきますね。
安定的ではなくなる
派遣社員は、派遣会社の社員になります。
なので派遣先から『会社に利益がない』と判断されれば、派遣先から契約更新を断られる場合も。
ですが、派遣先が一方的な理由で解雇することは禁止されています。
先にも述べましたが、派遣会社の社員の為そのような不当解雇などからは保護してくれます。
なので急な派遣切りに会う可能性は限りなく低いですが、『ない』とは言い切れません。
そのような事がないように、アドバイザーに悪質な施設ではないかを、事前に調べておいてもらいましょう。
満期は3年
派遣社員は、3年同じ会社にいると正社員にならなくてはいけません。
これは派遣法によるものです。言い方を変えれば、派遣社員として3年以上は同じ会社で働くことはできません。
とはいえ、人件費として高い派遣社員を3年もの間、雇っているのであればその分会社からあなたは『価値』を見出されているハズ。
そのまま正社員になる道を選べば自ずと役職につけて、給料のアップが望めるケースの方が多いと言えます。
その時になって、自分の生活や環境によって決めるのも一つの手ですね。
もちろんそのまま派遣社員として、他の場所で働き続けてもOK。
クレジットカードなどが作りにくい場合がある
クレジットカード会社によっては、派遣社員だとカードが作りにくい場合があります。
最近では楽天カードなど、簡単に作れるクレジットカード会社も増えています。
ですが、年収的に安定している正社員よりは作りにくいのもまた事実。
もし、クレジットカードを支払い等で頻繁に利用するなら、作りやすいクレジットカードをチェックしておくことをオススメします。
結論:やはりパートより派遣
コレらのメリット・デメリットを踏まえると
- 自分の希望の時間で働ける
- 残業ナシなのでノンストレス
- パートより高所得になりやすい
- 年収が安定しない為、クレジットカードなどは作りにくい
ですね。
こうして見ると、やはりパートより派遣の方が利点が多く存在します。
よほどの好条件でのパートでない限りは、派遣社員の方が確実に割がいいですね。
派遣会社はどこがいいの?
では派遣会社はどこがオススメなのか?結論:きらケア介護派遣求人と、かいご畑の二者択一です。
両社とも業界ではトップクラスの派遣会社になります。
様々な介護の派遣会社がありますが、ぶっちゃけこの2社以外は考えなくて大丈夫。
詳しくはこの記事で比較しています➡︎【比較】介護派遣会社のオススメは?結論:2社のみです。【完全無料】
と、いう方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
介護職は非常にデリケートな仕事です。
働き方によっては身体的に辛くなったり、精神的にダメージを受けてしまうことも。
こちらの記事でも、そのことについて触れています。➡︎介護はうつ病になりやすい仕事?理由を現役介護福祉士が解説。
介護職として働き方を変えるために、win-winな関係の派遣社員という手段は適した形であると言えます。
まずは自分の生活や環境を考え、『自分がどう働いていきたいか?』を意識する事が大切ですね。
この記事が、今悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!