という悩みに答えます。
僕は現役の介護福祉士として働いて7年目になります。
Twitterかまたり(@kamatarikun)
介護職として働いていると給料は上がるのかな?これからどうなっていくんだろう?と考えてしまい、不安になりますよね。
本記事では介護の将来性について書いていきます。
この記事を読めば今の日本の抱えている問題や、介護の未来がわかります。
早速説明していきますね。
介護の将来性とは
結論から言うと医療現場と介護現場のパンクが起きます。
パンクというのは、介助や医療を必要としている高齢者を施設が受け入れられない状態になります。
理由はこれから超高齢化社会に突入するからです。
2025年問題というのはご存知でしょうか。
✔️2025年問題とは?
2025年問題とは、第一次ベビーブーム(1947年~1949年)の時に生まれた
“団塊の世代”が後期高齢者(75歳)の年齢に達し、医療や介護などの社会保障費の急増が懸念される問題です。
2025年には後期高齢者人口が約2,200万人に膨れ上がり、国民の4人に1人が75歳以上になります。
これが2025年問題になります。
高齢者の医療費自己負担額は原則1割ですが、残りの費用は国や自治体の財源、つまり税金によって賄われます。
認知症や寝たきりの高齢者が増えると、特別養護老人ホームの需要も高くなり介護費用も膨れ上がりますし、お金を払えない高齢者が生活保護に頼るケースも多くなりそうですね。
要するに次から次にとめどなく要介護者が入ってきてパンクする、というわけですね。
…うん。なんかもう働きたくなくなりますよね、これ笑
ではこれから介護職はどうするべきなのか?
僕が考えるポイントは2つです。
- 独立を視野に入れるべき
- 資格を保有していない介護職は資格を保有すべき
では順に説明していきますね。
独立も視野に入れるべき
確実に自分で経営した方が明らかにお金は稼げます。先ほども書きましたが、利用する人は増え続けます。
この件を受けて介護業界はかなり資産運用として注目されています。
しかしこういったお金を目的にして、安易に施設を建ててしまい倒産してしまうことが多いです。
ですがやはり現場を知っている人間は実際に働いていた経験もあり、信頼性も高いので労働者の満足を得やすい経営ができます。
餅は餅屋というわけです。
上記の2025年問題にもある通り、医療現場や介護現場がパンクするのは明白なので、国からの援助もこれから充実していくと予想できます。
しかしやはり経営は難しいですよね。リスクもどうしてもあります。
なので経営はちょっと…と思う方は資格を取ることをオススメします。
資格を保有していない介護職は資格を保有すべき
前述しましたが、介護は圧倒的に需要が高い職業になります。
なぜ資格を保有すべきかと言うと、介護福祉士というのが一生食いっぱぐれない職業になるからです。
その際に資格をもっていると、処遇改善の見込みが高くなります。
要するに資格に応じて、給料が上がります。
介護福祉士の資格の取りはこちらの記事介護福祉士の資格ってどうやって取るの?効率よく取るには?をお読みください。
介護福祉士も長く続けていると、認定介護福祉士やケアマネージャーなどキャリアUPも可能です。
まだ何も資格を保有していない場合は初任者研修を受けることから始めてもいいと思います。『簡単』初任者研修とは?資格取得のメリットは?『未経験』
これからの就職活動で確実に有利になりますし、需要も高いため高収入になることが見込めます。
介護業界はこれから良くなるのか?
医療現場や介護現場がパンクする、というと悪いイメージになってしまいますが
日々介護職が働きやすいように改善が進んでいます。
具体的な理由は2つあります。
- 処遇改善が進む
- AIが導入され介護士が楽になる
ですね。
順に説明していきますね。
処遇改善が進む
現在、介護職のイメージは『給料が少ないのに大変』というイメージです。
その現場でも介護業界で働いてくれている貴重な人材に続けてほしい、もしくは増えてほしいからと政府は処遇改善策をいくつも投じています。
介護保険には『処遇改善加算』があり、従業員の処遇を改善した介護事業所には加算がつき、介護報酬を多く得られる仕組みになっています。
そのため、介護事業所は本腰を入れて従業員の処遇を良くしようと考えるようになりました。
国と介護業界が一丸となって介護職の働き方を変えようとしているわけですね。
介護職は社会から、期待されサポートされているといえますね。
なので確実に給料が上がります。
更に、介護は勤務がシフト制のため家庭がある女性が働きやすい職場でもあります。
そのため女性が活躍できる場としても、介護にスポットライトが浴びるのは間違いないですね。
AIが導入され介護士が楽になる
AIさくらさんというのはご存知ですか?
24時間365日、カメラを使わず入居者の健康状態を各種センサーを付けることで
センサーが見守りを行い、異常を検知した場合は職員へ自動で通知が行われます。
例えば、介護施設にセンサーを取りつけることで、入居者が施設のどこにいても、
「体温」「心拍数」「位置情報」のデータを取得することができます。
つまり一目で分かるようなるというメリットがあります。
カメラを使わずにセンサーで検知を行うため、カメラで監視されている不快感を抱くこともなく、
プライバシーを守りながら、高齢者を見守ることが出来ることも利点です。
また、センサーでの見守りによって『ストレスが少なく快適な介護』で、介護職員だけでなく、介護を受ける側の満足度アップにもつながります。
このように学習型のAIや、物体検知によって利用者が転倒した際に対処するAIなど、様々なAIベンチャーが介護業界をよくしようと技術の発展を行っています。
現在はこのAIを導入する資金がないよ!という施設もたくさんありますが、国からの補助も充実していくので
確実にこれから介護業界は良くなっていきます。
実働している介護職の仕事もどんどん楽になっていきます。
なのでこの『AI』というのはとても注目されている分野です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
確実に介護業界は需要が高まり続ける業界ですね。
この記事を読んで未経験でもやれるのかな?と少しでも思ってくださった方は
『失敗しない』介護職への転職サイト『未経験でも余裕』も読んでくださると嬉しいです。
これから未経験の方も参入が多くなると、介護業界に人材が溢れることになり一人でも多くの高齢者に手が届くことになります。
そうすることで独居老人や孤独死の可能性を減らせるのはすごく期待が持てることですよね。
記事を読んでくださった方の参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。