介護職へのススメ

介護士でフリーランスって可能なの?【結論:可能です】

悩みくん
悩みくん
介護士でもフリーランスになれるの?どうやったらなれるの?

このような疑問に答えます。

そもそもフリーランスは、基本的にエンジニア等のIT関係やWeb系の職業だとなりやすいとされています。

なぜなら報酬の単価が高いから。収入が不安定なフリーランスでも、一つの仕事の報酬が多くもらえれば、それだけ安定しますよね。

その点、介護職はどうでしょうか?IT関係と比べて給料は歩合制でもなければ、所得も低いイメージですよね。

悩みくん
悩みくん
じゃあフリーランスとして働くことは出来ないの?

もったいぶってスミマセン…、結論から言いますね。

介護職でもフリーランスとして働くことは可能です。

しかし、僕は難易度は高めだと考えており、ぶっちゃけますがオススメはあまり出来ません。

ですが、フリーランスとしてうまく働ければ月に100万を稼げる人もいるそう。すげぇな、オイ。

最近では、SNS上で「フリーランス介護士」なんて言葉も、ちらほら見かけるほどです。

上記の通り。
しかし、具体的にはどうすれば介護士がフリーランスとして働けるのか、わからない方が多いハズ。

本記事では、フリーランス介護士になるための具体的な方法を詳しく書いています。

なので本記事を読み、そのまま実行すればフリーランス介護士として働くことが可能となりますよ。

  • フリーランス介護士になるための具体的な方法
  • フリーランス介護士になった際の注意点

では、早速解説していきますね!

フリーランス介護士ってなれるの?【結論:なれます】

そもそもフリーランス介護士とは?

まず最初に、「フリーランス」という言葉を再度整理しましょう。

✔️フリーランスとは?

特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主である。

引用:Wikipedia

さすがWiki様、わかりやすい。
Wiki様も言っている通り「フリーランス」とは、一つの会社に属さない働き方。

要するに「フリーランス介護士」とは

様々な施設へ需要に応じて関わり、その対価として収入(報酬)を得る介護士

という定義になります。

要するに、色んな施設の人手不足や経営をサポートして、その分のお金をもらうという感じです。

個人事業主であり、イメージとしては「自分自身が一つの会社」みたいなものですね。

フリーランス介護士になるための具体的な方法

では、フリーランス介護士になるためにはどうしたらいいのか?具体的な方法は2つです。

それはこちら。

  • マッチングサービスを利用する
  • 地域の施設へ営業し、仕事を得る

上記の2つの方法は、割と再現性は高い方だと思います。

詳しく解説していきますね〜。

方法①マッチングサービスを利用する

フリーランス介護士はマッチングサービスを利用しよう

フリーランス介護士になるためには、マッチングサービスを利用しない手はないです。
あ、恋愛的なやつじゃなくてね?まぁ仕組みは似たようなモノなんですが(笑)

念のため説明しておくと、

✔️マッチングサービスとは?
人材募集や取引先開拓などで最適な引き合わせを行うこと。また、それを行う業者。

つまり、業務を委託したい施設と、ワーカー(自分)を引き合わせてくれるということですね。

ではなぜマッチングサービスを利用した方がいいか?それはシンプルに効率がいいから。

例えば、あなたがレクリエーションが得意だとします。
そして、あなたはレクリエーションを色々な施設で行っていきたいと考えています。

すると、一本一本電話やメールなどで、施設へ「レクリエーションをさせていただけませんか?」と問合せしなくてはいけません。

場合によっては断られる場合もあるでしょう。そういった連絡の手間を、マッチングサービスはショートカットしてくれます。

マッチングサービスなら、施設側が「〇〇な人募集!」と打ち出しているので、そもそも問合せをする必要もありません。
めちゃくちゃ効率いいですよね。

介護業界のマッチングサービスの中でも有名なのが、スケッター

レクリエーションだけでなく他にも、アロママッサージ、ネイル、社内広報誌作り、ITツールの使い方レクチャーなど、幅広く募集している施設もあります。

スケッター のようなサービスを駆使して、様々な施設と業務委託契約をし、収入を得ていくのが方法①になります。

方法②地域の施設へ営業し、仕事を得る

とはいえ、マッチングサービスはまだまだ発展途上なので、収益が不安定になりがち。

なので安定性を求める方は地域の施設へ営業し、仕事を得る方法②がオススメです。

「いやさっき連絡の手間が効率悪いって言ってたじゃん!」というツッコミが飛んできそう…。
ですが、あなたが以下の項目に当てはまれば、「連絡」こそが武器になり得ます。

項目は以下の通り。

  • 営業や交渉に自信がある
  • 知り合いに経営者が多くいる
  • 地域のコミュニティに顔が利く

上記の項目に当てはまれば、連絡する手間がかかっても、代わりに収益を多く得ることが可能です。

理由は、報酬の単価を上げやすいから。
また中長期的な契約が出来れば、収益も安定しますよね。

営業や交渉に自信があれば、その分自分の労働に対する報酬を上げることも出来ます。
また、地域のコミュニティに顔が利けば、仕事が少なくて困ることもありません。経営者の知り合いが多い場合も、然り。

そして仕事の内容は、主に介護保険外のサービスですね。

例えば、

  • 食事や洗濯、買い物などの日常生活の補助
  • 金銭の管理や契約書の管理
  • 病院などの外出の送迎

などなど。
手広くサービスを展開し、多くの方(顧客)に利用してもらうことが最重要になります。
保険外サービスだけでなく、人手が不足している施設の、シフト不足を補うなどもアリかなと。

働き方は多岐に渡ります。自分の得意分野を主な業務内容にしていきましょう。

利用されるまでには多少の時間がかかりますが、安定性が高い方法と言えますね。

フリーランス介護士になった際の注意点

上記の方法を見て「よし、フリーランス介護士になるぞ!」という方はちょっとストップ。
落ち着いて、退職届を書くのを止めるんだ。どうどう。

というのも、いざフリーランス介護士になったとしても、思わぬ落とし穴があるからです。

様々な注意点はありますが、大きな注意点は3つ。

それがこちら。

  • 確定申告を自分で行わなくてはならない
  • 顧客を取り合う可能性がある
  • やはり収入が不安定

ちょっと説明していきますね〜。

税金周りを自分で行わなくてはならない

フリーランス介護士は税金周りも自分で行わなくてはならない

前述しましたが、フリーランスとは個人事業主。

なので普段事務職が行ってくれている、税金周りを全てあなたが行わなくてはいけません。

例えば

  • 所得税
  • 住民税
  • 個人事業税

などなど。
所得の額によって、納めなければならない税金があります。

また、自分で1年間の所得を計算し、確定申告も行って税金を納めなくてはいけません。全くもってメンドクサイ…。

ですが、必要経費を漏らさず計上して所得額を抑えると、節税効果もあるのでメリットはありますよ。

もちろん、本当に面倒なら経理を雇ってもOK。

「いや、人件費とか少しでも経費は抑えたいんだ」という方は、無料のクラウド会計ソフトもあります。
ネットで検索すれば一発なので、ぜひご活用ください。

例えばですが開業freeeは、完全無料で始められますし、確定申告なども行えるので便利ですよ。

様々なソフトも使えて、経理負担もメチャクチャ軽減されるので、初めての方にオススメですね。

クラウド会計ソフトを駆使して、上手にやりくりしていきましょう( ^ω^ )
でも人によっては、税金が払えずにフリーランス2年目を迎える方もいるとか…。要注意です。

顧客を取り合う可能性がある

あなた以外のフリーランス(介護士)や企業と、「顧客の取り合い」をすることを忘れてはいけません。

というのも、サービスを利用する人にも当然限りがあるからです。

例えば、あなたが独居で生活している利用者を、送迎するサービスをやるとします。

となると、同じような高齢者がターゲット層の介護タクシーの会社が、ライバルになりますよね。
もしかしたら、他のフリーランス介護士も同じサービスを考えているかもしれません。

すなわち、お客様がいなくなってしまうのです。
すると、フリーランスとして働くことも難しくなってしまいますよね。

フリーランスは、常に「顧客の取り合い」を迫られている立場に置かれます。

やはり収入が不安定である

フリーランスの収入は上限がない代わりに、めちゃくちゃ不安定です。

言わずもがな、顧客を得れたとしても、ある日突然解消されてしまうこともあるから。

ちょっと地元のラーメン屋さんを想像してみてください。内装も外装もボロい感じのお店。
味もそこそこで、お客様もボチボチいます。

ですがそこにある日突然、近くに美味しくて、店内もキレイなラーメン屋さんが出来たとします。

…そりゃあお客様は、流れていってしまいますよね。

極端な例ですが、このようにサービス利用者は「より良いサービス」を求めています。

フリーランス介護士として働く際には、顧客がいかに離れてしまわないようにするかを考えながら、働いていかなくてはなりません。

いきなりフリーランス介護士が難しい場合は、副業的に始めればOK

ここまでで、「やっぱりフリーランス介護士として働くのは厳しいのか…」と思ってしまいませんか?

うん、ぶっちゃけ厳しいです_:(´ཀ`」 ∠):
しかし、リスクを軽減してフリーランスとして働くことは可能です。

方法としては、

  1. 本業と兼業しながらマッチングサービスを利用する
  2. 地域の施設にボランティアへ行く

ですね。
つまり、副業から初めて、軌道に乗ってからフリーランス介護士として独立すればOK

本業が休みの日にマッチングサービスなどを駆使すれば、どの程度自分のサービスに需要があるかがわかりますよね。
地域の施設にボランティアへ行くことも、同じ理由です。

コツコツと副業的に行うことで、自分のサービス内容を知ってもらえるんです。要するにお客様を先に確保しておこう、ということですね。

そうすることで、いきなりフリーランス介護士になるより、リスクを減らすことが出来ますよ。

まとめ:フリーランス介護士について

フリーランス介護士はこれからの職業

正直、フリーランス介護士はまだまだ少数派です。将来性はありますが、最初は営業や顧客取得に苦労するとは思います。

なので、冒頭でも書いた通り、難易度は高めです…。
とは言え、逆を言えば数が少ないということはチャンスでもあります。

なので今のうちからコツコツ自分の得意分野を磨いて、いつでも独立できるように備えておきましょう。

SNSを始めるのもアリですね。
自分のやりたいサービスを発信しつつ、認知度を高めていけば、後々の仕事に繋がるので。

あ、その場合は僕のTwitterinstagramのフォローもよろしくお願いしますね(笑)

兎にも角にも、フリーランス介護士は、これからの職業として要注目です。

では今回はこの辺で!
ここまで読んでいただきありがとうございました!

ABOUT ME
かまたり
日々、介護職として奮闘している26歳の男です!介護歴は7年目になります! あまり無理のない範囲でブログ更新を心がけていきますので、暖かい目で見守っていただけると嬉しいです! SNSなども積極的に行っているので、フォローしてくれると嬉しいですm(_ _)m

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